冷蔵庫は、一度、買ってしまうと処分する時期がなかなか訪れません。そのため、突然の故障などで、処分が必要な場合どのようにしたらいいか分からない方も多いはずです。

そこで今回は、冷蔵庫の処分方法について紹介します。

冷蔵庫の回収処分サービス

エコリサイクルセンターは冷蔵庫の回収・買取サービスを行っています。

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冷蔵庫は家電リサイクル法の対象？

2001年に本格施行された「家電リサイクル法」は、資源の有効利用を目的に、一般家庭から排出された冷蔵庫・エアコン・洗濯機・テレビの処分を定めた法律です。従来は、粗大ゴミとして処分していた冷蔵庫は、この法律の施行により粗大ゴミで処分することができなくなりました。

家電リサイクル法の対象となる冷蔵庫などの家電は、国が定めたルールに沿って処分しなければなりません。冷蔵庫に含まれる部品や素材を抜き取り、資源として再利用するためです。万が一、ルール以外の方法で処分してしまうと、違法となり罰則が科せられます。

冷蔵庫の処分方法7個

1. 購入店舗に回収をお願いする

処分する冷蔵庫を購入したショップが近くにあれば、回収を依頼できます。

まずは、販売店に問い合わせ、リサイクル券を発行してもらいましょう。その後、業者が自宅まで冷蔵庫を回収に来ますが、運搬費用は別途発生します。リサイクル料金は、冷蔵庫の容量によって決まっていますが、運搬費用はショップにより異なるため、事前の確認が必要です。

2. 新品の購入店舗で回収依頼

新しい冷蔵庫を購入するタイミングで、要らなくなった冷蔵庫を処分できます。冷蔵庫を購入する際に、古い冷蔵庫の回収を依頼して、リサイクル券を発行してもらいましょう。

その後、購入した冷蔵庫を据え付ける時に、古い冷蔵庫を引き取ってもらいます。この場合も、リサイクル料金とは別に運搬費用がかかるため、事前に料金を確認する必要があります。

3. 自治体へ処分申請

粗大ゴミとしては処分できない冷蔵庫ですが、自治体に申請すれば回収してもらえます。お住まいの自治体に問い合わせて、回収の日時や場所、運搬料金をチェックしましょう。また、回収を申請する前には、郵便局でリサイクル券を購入する必要があります。

その後、自治体が指定する回収業者が自宅まで冷蔵庫を引き取りに来てくれるので、とても楽に処分ができます。ただ、この方法は申請から回収日まで時間がかかるため、急ぎの場合などは注意しましょう。

4. 自治体指定の場所に持ち込む

運搬車両が用意できる方は、直接、指定の引取場所に持ち込むこともできます。この場合は、自治体に持ち込む日程を事前に確認することが大切です。

日程や場所の確認ができたら、郵便局でリサイクル券を購入しましょう。自分で搬入するため、運搬費用は発生しませんが、冷蔵庫は一人では運べないため、しっかりと人手を確保した上で、臨むようにしましょう。

5. リサイクルショップに売る

比較的新しく、状態が良い冷蔵庫であれば、リサイクルショップに売ることもできます。無料で査定を行ってくれる業者もいるので、まずは買取りができるかどうかを確認しましょう。

高値で買い取ってもらうポイントは、なるべく汚れを落としてキレイな状態にしておくことです。無事に買取りOKとなれば、自ら搬入、もしくは出張での買取りをお願いしましょう。ただ、10年以上前の冷蔵庫は買取りの対象にならない可能性が高いので、そのような場合は代替手段を考える必要があります。

6. 不用品回収業者に処分依頼

今すぐにでも冷蔵庫を処分をしたい方は、不用品回収業者の利用がおすすめです。早ければ、連絡したその日での回収も可能なので、とても重宝します。

不用品回収業者であれば、費用は回収料金のみでリサイクル料金がかからない場合がほとんどです。冷蔵庫が新しければ、買い取ってもらえる可能性があり、回収料金と相殺ができます。注意点として、業者によっては法外な値段を請求してくるので、必ず複数の業者から相見積もりを取るようにしましょう。

7. 知り合いに譲る

冷蔵庫が必要な知人や友人に譲るというのも１つの方法です。特に、春先は引越しシーズンとなるため、冷蔵庫の需要も高まります。ただし、知人だからと言って、粗悪なものを送っては失礼にあたるので、その辺りのバランス感覚は大切です。

特に、あまりにも古い冷蔵庫や故障品は、事故の原因にもなるため控えましょう。まだ使える状態の新しい冷蔵庫であれば、喜ばれること必至でしょう。

冷蔵庫の無料回収方法はある？

冷蔵庫は、家電リサイクル法の対象であるため、お店等で引き取ってもらう場合はリサイクル料金が必要となります。

また、自治体にお願いする場合でも、リサイクル料金は必要で、無料で回収してもらうことはできません。無料回収もしくはリサイクル料金を支払わない方法としては、リサイクルショップや不用品回収業者を利用することです。

状態の良い冷蔵庫であれば、買い取ってもらえる可能性も出てきます。リサイクルショップに、自ら持ち込めば、運搬費用がかからないため、収入アップにもつながります。

不用品回収業者を利用する場合、冷蔵庫と他の不用品とを合わせて処分できると効率的でお得です。新しい冷蔵庫であれば、買取料金と回収料金を相殺してもらえるため、実質無料になるケースもあるでしょう。

冷蔵庫の処分費用・リサイクル料金

処分する冷蔵庫のリサイクル料金は、容量で決まっていて、基準は170Lです。容量170L以下の場合は3,740円、171L以上の場合は4,730円が基本的な料金となります。

購入したお店や指定の回収業者を利用する場合は、ここに運搬費用が加わります。運搬費用は、業者や回収場所によって違ってくるため一概には言えません。ただ一般的には、2,000〜3,000円程度が相場と見込んでおくとよいでしょう。自ら運搬する場合は、運搬費用がかからないので、リサイクル料金のみが必要となります。

西宮市の冷蔵庫持ち込み処分方法

西宮市で指定取引場所に自分で持ち込む場合は以下の場所になります。
※事前に家電リサイクル券（粗大ごみ処理券の代用不可）の購入が必要です。

◯(株)善商
住所：西宮市西宮浜2丁目6番
電話：0798-31-6377
営業時間：9時～12時・13時～17時（搬入時間は16時30分まで）
※日曜・祝祭日・年末年始・ゴールデンウイーク・盆休は除く

※エコリサイクルセンターは冷蔵庫の回収・買取サービスを行っています。最安値保証で行っていますのでこちらのページからお気軽にご相談ください。

まとめ

以上、冷蔵庫の処分方法についての解説でした。冷蔵庫は、家電リサイクル法の対象であるため、適切な方法で処分しなければなりません。また、サイズが大きい家電のため、搬出・搬入の際は十分な注意が必要です。

自分で搬入すれば、運搬費用がかからずリーズナブルに処分できますが、運搬に協力できる人手が確保できない場合は、無理をせずに業者にお願いするなどの安全な方法で処分を行いましょう。